Back to Blog

めちゃくちゃ売れてる海外アプリのすごいオンボーディング3選

Posted by

海外にはめちゃくちゃな収益をあげてるアプリがたくさんある。
そんなアプリに共通してるのは、オンボーディングがめちゃくちゃ最適化されていてエグいってこと。

これまで海外のアプリ成功事例を大量に調べてきたのだが、売れてるアプリは往々にしてオンボーディングがエグい。 ユーザーがダウンロードしてから課金して利用するまでのフローをオンボーディングと呼ぶが、売れてるアプリはそれがめちゃくちゃ長い。そして、そこを徹底的に最適化してるのだ。

ということで、数多あるアプリの中でも、これはヤバいって思った「売れるオンボーディング」を3つ厳選した。ぜひ参考にして欲しい。

1. Life Reset

  • 推定収益:年200万ドル
  • オンボーディング画面数:63画面

このアプリはマジでヤバい。
当時24歳のDesmond氏が作った、「習慣を変える系」のアプリ。 ローンチから、たった1年でARR3億円を超えた。

アプリの機能もさることながら、オンボーディングの磨き込みがエグい。そして、とにかくオンボーディングが長いのだ。なんと全部で63画面もある。

では、具体的な画面を見ていこう。
習慣アプリなので、まずかなりパーソナライズな質問がされて、コミットが求められる👇

その上で、実際に習慣を変えることでどのように人生が変わるのかイメージできるような画面も続く👇

そして、終盤には習慣を変えることにコミットするために、サインをする画面が登場する。サインをしないと次の画面には進めない👇

また、オンボーディングを終えて、やっとたどり着いたペイウォールでは、課金をしないとアプリ使えないハードペイウォール👇

決済をキャンセルするとNew Year オファーという名目で40%OFFプランが提示される👇

オンボーディングフローにおいては、

  • ユーザーに大量のパーソナルな質問を投げかける
  • ユーザーの課題を認識させて、アプリの価値を伝える
  • 既存ユーザーの口コミや権威性を提示して信頼性を担保する
  • 最終的にパーソナライズされたプランを提示してハードペイウォール

という流れが鉄板。

基本的に、オンボーディングの流れはどの売れてるアプリも一緒だが、Life Resetは本当に本当に磨き込まれている。

2. Prayer Lock

  • 推定収益:月4万ドル
  • オンボーディング画面数:45画面

最近アプリを急激に伸ばしてるメキシコ人の「Mau氏」が作ったアプリで、キリスト教徒ターゲットのアプリ。 神へ祈りを捧げないとSNSを開けなくする、おもろいテーマのSNS依存解消アプリだ。テーマが面白く、TikTokやInstagramでバズり散らかしてるのだが、収益が爆発的に伸びている理由は、そのCVRにある。

CVRは驚異の40%超え。オンボーディングが長ければ長いほど良いということを体現した事例。

エグいスクリーンの量。なかなかペイウォールまでたどり着かない。

もちろんLife Resetと同じようにパーソナルな質問も繰り返されるのだが、このPrayer Lockの特徴は、途中途中で長い文章がRPGのオープニングのごとくゆっくり表示されること👇

この手のSNSロック系アプリはそこまでパーソナライズするのが難しい分、「いかにSNS依存が危険なのか・神に祈るのが大事なのか」、を問うことでユーザーのコミット感を強めている。

また、直筆のサインを求める画面があり、これがコミット感を強めてる👇

そして、異常に長いオンボーディングをやっと終えてペイウォールに到達。決済をしようとしてキャンセルすると割引オファー。アプリを削除しようとするとさらなる割引オファー👇

離脱ユーザーを取りこぼさないような工夫が、かなりしっかりされているのが特徴。

ちなみに開発者のMau氏は、オンボーディングにかかる時間を途中で3倍にしたという。するとCVRは3倍に跳ね上がったという。 彼は、オンボーディングは長ければ長いほど良いと言う。

3. QUITTR

  • 推定収益:月25万ドル
  • オンボーディング画面数:45画面

当時19歳だったAlex氏が立ち上げたポルノ禁止アプリ。TikTokでバズらせて、たった5ヶ月で月3700万円の収益を突破した。

彼は、上位アプリのオンボーディングを全部スクショして研究し、それらをFigmaに並べて、「どこが共通点なのか」を分析して、自分たちのアプリ向けにアレンジしたという。 そうすると初期段階でもかなり高いコンバージョンが出て、あとは細かいABテストを重ねて今の形になったと語る。

徹底的な先駆者の研究から生み出された完璧なオンボーディングプロセスなのだ。

こちらもオンボーディングがとにかく長い。 まず、10個以上のプライベートな質問に答えることになる👇

そして、いかにポルノがダメなのか?どうして止めることが重要なのか、の説得画面が続く。このセクションが、めちゃくちゃ長い👇

そして、やっとペイウォールにたどり着くと、最初から60%OFFになっていて残り9 spotsとなっている👇

決済キャンセルすると94%OFFオファーが表示される👇

以上、3つのアプリのオンボーディングを紹介した。共通してるのは、とにかく長くて、パーソナルな質問を繰り返し、ユーザーにコミットさせ続けること。そして最終的にパーソナライズされたプランをハードペイウォールで提示する、という流れだ。

売れてるアプリのオンボーディングを研究することが、自分のアプリのCVRを上げる一番の近道だと思う。
Onbo Hubでは、今回紹介した3つを含むめちゃ売れてる海外アプリのオンボーディング全画面を確認できる。ぜひ参考にしてみてほしい。

Onbo Hubでオンボーディングを研究する